ロコモシンドロームって知っていますか
ロコモシンドロームとは、
骨や関節、筋肉といった体を動かす「運動器」だそうです。
これがうまく動かすことができない、
しまいには動かすことができなくなる(ロコモシンドローム:
通称ロコモ)ことを言います。
高齢化が急速に進んでいる中、
いつまでも自分の足で歩き続けられるように、
と予防や啓発を活発に進めています。
ロコモは、メタリックシンドローム(内臓脂肪症候群)にならって
定義されました。
「メタボ」と言えば病的な状態をさすのと同じ発想からきていて
略して「ロコモ」と言っています。
だいぶ聞きなれてきましたが、
まだまだ認知度は低いようです。
これを定義したのは「整形外科の医師で作る日本整形外科学会」の
提唱で始まったようです。
その考え方は、
心身ともに自立した状態での生存期間、健康寿命を延ばすことが目標」
だそうです。
要は、身の回りのことは自分でできて
健康的な生活ができるようにすることですね。
介護が社会問題ですので、
「介護が必要になる主な原因」は、
骨折や転倒、関節の病気、せきずい損傷を合わせた運動器の障害が
25%となっています。
これは脳卒中や認知症を上回っているから驚きです。
ですから、「ロコモ」の帽子が重要だと言われるゆえんです。
「ロコモ」の背景にあるのは、
加齢による筋力やバランス能力の低下、ほねがすかすかになる
骨粗しょう症や腰、ひざなど様々な病気によるところです。
年れいにとともに、一つでも悪くなると日常の活動量が減り、
他も悪化する悪循環になりやすいと言われています。
「ロコモ」予備軍は国内に4700万人いるものと推定されています。
「ロコモ」はとうりょ、お年寄りをターゲットにしていたようですが、
若い世代にも啓発を広げています。
骨や筋肉のピークは20~30代なので
そのころから運動や適切な食事をし、
丈夫な運動器を維持して行くようにしておかないと
大変なことになります。
ロコモ度を測定する方法の一つを紹介します。
40~60代の人なら、
40cmの台から片足で立ち上がれれば、年齢相応の脚力が
あるとされています。
私は、「ロコモ」度を下げないために
ウオーキングを毎日続けています。
あまり悲壮的にウオーキングをするのではなく
楽しくやるために、しかも長く続けていくために
自分の楽しみながらウオーキングをするのがコツです。
私は、ウオーキングを兼ねた「撮り歩き」をしています。
毎日スマホを持って花の「撮り歩き」をしています。
ゆったりのんびり「撮り歩き」でロコモシンドロームを鍛えよう。