仕事や家事の合間で、リラックス上手。後はウオーキング。
人はいくつになっても緊張はするものです。
年齢とともに心配事がなくなればよいのですが
そんなことは許されないのが人の嵯峨でしょうか。
年代に関係なく、「意見を述べる必要がある場合」に
だれでも緊張はします。
ましてや現役の社会人であれば
客先で、人前でプレゼンテーションの機会があります。
そんな時に、
準備したことの半分も話せなかった
などの経験をしたことがある人も多いと思います。
休憩時間なのに気持ちが落ち着かず
疲れが取れない。
リラックス上手になるにはどうしたらよいか悩んでいる方は
現代社会では大変多くなっていると思います。
大事なことは
緊張も必要ですが、
緊張とリラックスを切り替えるコツをつかむことです。
仕事や家事の合間などで、
色々な場面に合わせて簡単なリラックス方法を身に着けることです。
最近は、スポーツ選手たちは
非常に緊張する場面でリラックスするために
メンタルトレーニングを採用して自分のものにしています。
簡単な方法としては、
・椅子に浅くかけて、足を軽く開き
両手を膝の上に載せて、握りこぶしをギューっと5秒間握り
ぱぁっと開いて20秒間力を抜く。
・今度は、その座ったまま
両腕を後ろにギューっと開いて胸とお腹を前に5秒間だし、
ストンと力を抜いて20秒間。
・最後に、
両手を重ねてへその下あたりに当て
息を口から吐き出し、
鼻からスーッと一杯すって止めて、同時に両手で腹筋を押さえ
苦しくなったら、一気に息を吐いて、全身の力を抜く。
これを、朝晩、1日2回やって
身体の緊張を解いてリラックスすることを
覚えましょう。
実際にやるととても気持ちが良いですよ。
これはやってみると分かりますが
自分で緊張状態を作って、
積極的に脱力(だつりょく)・弛緩(しかん)をすることで
リラックスすることなのです。
バス停で、駅のホームで待ちながらの立位(りつい)では、
腕や肩に力を5秒間、ギューっと力を入れて、
そのあと、ストーンと力を抜いて、
腕、肩をぶらぶらと10秒間リラックスする。
仕事をしながらでもできる方法として
「呼吸法」があります。
ゆっくりと時間をかけて深呼吸する。
この時、良いイメージを「自分はできる」
「大丈夫」などのイメージを吸い込み、
「いやなことは追い出す」「悔しかったことを吹き飛ばす」
などのイメージで息をゆっくりと時間をかけて吐き出す。
この方法は、1932年にドイツの学者シュルツ博士が提唱した
「自立訓練法」の流れをくむやり方です。
自立訓練の考え方は、
緊張した時に活発になる交感神経と
リラックスしたときに活発になる副交感神経が関係しているという
ことに基づいています。
自律神経を意識的にコントロールすることは
なかなか難しいですが、
筋肉や呼吸を調節することで
無意識のうちに副交感神経を活性化しようというやり方が
考案されたのです。それが先ほどのやりかたです。
強いストレスや不眠で悩んでいる方は、精神科や心療内科で
本格的な自律訓練法の指導をうけることもできます。
簡単に紹介しますと
静かな部屋で、ゆったりと椅子に腰かけ、
1.「気持ちは落ち着いている」
2.「手が重たく感じる」
3.「足が重たく感じる」
4.「呼吸が楽だ」
5.「お腹が温かく感じる」
6.「額が涼しく感じる」
これをそれぞれ4~5回を繰り返しながら
1~6番をおこなう。
最後に、肩を回したり、背伸びをして、「消去作業」を必ず行う。
実は私はこれを習得しました。15年くらい前でしたが、
その時は、非常に強いストレスを受けていて
解決策を探していたときに、心療内科で教わり習得できたのです。
今は、体調を維持するために時々やっています。
ストレス社会に生きて行くうえで
スポーツの世界であれ
ビジネスの世界であれ
家族・近所付き合いの中であれ
対応するにはリラックスが大事です。
その方法を習得することが必要です。
日常は、軽い運動と、睡眠と食事に気を付けて
自己管理をすることが大切です。
私が一番気をお勧めするのは
軽い運動で、ウオーキングです。
いつまでも続ける工夫として、趣味と結びつけた
ウオーキングしながらの「撮り歩き」です。
(ゆったりのんびり「撮り歩き」です)
あなたもやってみませんか!